サプリメントの副作用による健康への影響

薬と違って、食品に分類されているサプリメントは、副作用が起きにくいという利点があります。

サプリメントで、日頃欠乏気味の栄養素を確保することは、健康増進を目指す人にとってはとても重要です。

栄養バランスを整えるためにも、サプリメントは積極的に生活の中に取り入れたいところです。

 

食べ物と同じ扱いでお店で売られているサプリメントですが、飲み過ぎが原因で体調を損ねる可能性があります。

普段の食事と同じで、取りすぎれば健康に悪影響を及ぼすリスクが高まるからです。

 

血液の流れを改善したり、お肌を美しくしたりという効果を期待して、ビタミンEのサプリメントを使っている人がいます。

ただし、ビタミンEは油に溶ける性質があるので、飲み過ぎると体内に排出されずに蓄積されます。出血性脳卒中が、ビタミンEを大量に摂取した時に身体に発生するトラブルとして、挙げられています。

 

さらにビタミンAに変換されるβカロチンに関しても、体内に蓄積されやすい栄養素で、喫煙者が過剰摂取すると、肺がんのリスクが高まるのが気がかりです。

 

大量にサプリメントを摂取したり、長年使い続けていると、サプリメントの過剰摂取による副作用が起きることもあるようです。

健康被害の原因が栄養素の過剰摂取のみであるとは言い切れないことから、あまり神経質になることはありません。

サプリメントを継続的に使うためにも、正しい飲み方や、摂取時間を意識しましょう。